プロジェクト Project

SDコースの一つの拠点である大橋キャンパスからJR竹下駅の間を那珂川が流れています。この川はそのまま中洲から博多湾に注ぐ二級河川です。過去にも芸術工学の学生は川の清掃や川下りなどを行なってきた関係の深い場所でもあります。身体性を伴うデザインリサーチを実践してきました。徒歩や自転車、SUPボードによる川や川辺環境の探索、地域をつなぐ川の拠点NAKAHUBの建築・ランドスケープ提案、文化的背景のリサーチによるデジタルアートの提案、地域の学校との連携で学生主体のTシャツアート作りなど活動をとともに進めてきました。NPO 福岡海浜スポーツ振興協会「海と風のがっこう」の協力のもと川環境についての対話を地域の行政とも重ねています。さらに芸術工学研究院の複数の教員やミズベリング ファンクラブ フクオカや地元行政、企業等団体や市民を巻き込み那珂川未来会議という新たな共創の場づくりに取り組んでいます。このような活動から社会や生態系、水との豊かな関係構築を目指します。