プロジェクト Project

サービスロボットを活用した医療施設向けサービスの構築と評価

コロナ禍の医療分野において、看護師の労働力不足が深刻であることが叫ばれています。看護のみならず医療現場の労力を少しでも補うことは目下の課題です。本研究ではテレプレゼンスロボットにより、看護作業を軽減することを目的として、その効果、安全性、導入可能性などを実証検討することとします。実証現場候補としてはロボットによる癒し効果が期待できる小児病棟、または感染予防により人の出入りが制限されるコロナ病棟で比較的軽症者を対象とした実証を想定します。これらの場所において想定される3つのユースケース(ロボットによる配薬、家族との遠隔面会、ロボットによる遠隔回診)と看護師インタビューから新たに考案する1つのユースケースでの実証を行い、実現可能性について検討します。